單眼Rannguage
單眼とは、言語行為(language)に関する右Kan拡張(Ran extension)である。
上の図式に関して、
T :固有の種族(tribus)。圏。
E :固有の経験(experience)。圏。
Ex:当該種族の経験の外部(ex-experience)。圏。
Co:認識(cognition)。函手。(Co: T → E)
Re:照会(reference)。函手。(Re: E → Ex)
In:直観(Intuition)。函手。(In: T → Ex)
Ov:超脱(overcome)。函手。(Ov: E → Ex)
eXtitize:eXtity化。自然変換。(eXtitize: Re◦Co → In)
Rann:單眼(Rannguage)。自然変換。(Rann: Ov◦Co → In)
單眼は種族を神化(θεωρία)する。
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固有の種族Tは《認識Co=知覚および演算》により、経験可能な対象oの圏として経験Eを生成する。種族自身に経験不可能であるものox(∈Ex)を対象化するには、entity型において、自身の経験に照会Reする。すなわち、経験不可能な対象oxを含む構造Mgについて、oxを許容する規約cによりディシプリンDsを構成するとき、第一に自身の経験への整合性を確かめるのである。
一方、eXtity型において、系は種族Tに閉じていない。このため、知覚/演算可能な有限領域とその外部を滑らかに繫がる。超脱OvはReと可換ではない。
函手Ov = Co†Inより、Coに沿ったInの右Kan拡張は組〈Ov, Rann〉である。存在論系において、経験の抽出はすなわち知覚/演算の明示化であり、これを「言語行為(language)」と呼べば、この右拡張は非明示化のためのものである。経験不可能なものの無条件の対象化や、対象への存在賦与が直観Inであり、單眼Rannは経験Eとの整合性を度外視した正当性をInへ賦与する。
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單眼とは、真偽/是非の基準を設定する整合性について、経験のみならずあらゆる対象の権威を退ける種族の解放行為である。何らかの対象に関して是あるいは非を返す如何なるシステムにも屈しない強度を單眼はもつ。
Rannguageは文法をもたない。明示/非明示に関わらず、記述はすべて有意である。この拡張を受けた系は、「存在する」「有意である」以外の性質を賦与されない。
散裂Innconverge
散裂とは、一切の粉砕である。
対象について、それがentityであるかeXtityであるかを決定するのもまたスケイル。
— ⵚⵟⵁⵅⴾ ᴋᴀᴍᴍᴜʟᴛɪᴄᴀ (@kammulticae) August 22, 2018