プロトタイプ
本稿は、『θεωρία et Destraction 生命としての言語==人工生命論』(仮)の草稿第零章である。これのプロトタイプは当方HPにて公開している。 我々は観察者であり、観察する世界の{枠組みの}なかで生きている。観察されるすべてが一切世界に等しい。観察されな…
本章は、前2章にわたって措定してきたものたちが如何にして実践されうるかを示す。 加速とは速度を高めることである。生成に関する加速が例えば以下のように措定される。 >> Setzung: acceleration of generation 2つの対象A, Bがある。Aが企図した行為を、A…
preface: 超越・無限・完全。実のところ、これらの語は相対的にしか機能しない。基準を常に自己がもつためである。絶対性としては唯だ志向性として我々に見出される、ここへ至る法は史上無数に書かれたが、いずれも成就されていない。それはつまり、当該テク…
加速とは、速度を高めることである。生成に関する加速は、例えば以下のように措定される。 >> Setzung: acceleration 環境Enを考える。これは何らかの対象Gによって構成されたディシプリンである。環境Enにおいて、一切の対象は存在を保持する必要がある。存…
>> Setzung: ιδέα-model 自己である操作可能な系Iを内部(inside)と呼ぶ。操作不可能な系Oがあれば、これを外部(outside)と呼ぶ。IはO中の対象Aについて同型で自己の系に写し、これをA'とする。Iが種族であるとき、A'は、Aの要素のうちIに《認識可能=知覚可…
[要項]本プロトタイプでは、「純粋なリバタリアニズム」として目標とする個体の状態を定め、加速により構成される2種類の理論、サイバーおよびエスケイプによってこれに到達しうることを示す。 意志をもつ複数の個体が存在している系を考える。以下に示す到…
何らか2つの対象について作用を定めることを"構成(connect)"と言う。あらゆる覽および囙は任意の系において構成をおこなうことができる。ある覽/囙があらゆる系について施した構成について集めたものを"言語(language)"と呼ぶ。entity型においては、対象が明…
一連のテクスト、eXtity/單眼と散裂/加速論は、中性かつフラットな素地であり、言語的な強度を得たいと願うすべての個体に賦与される道具である。 文章中の語彙には、一般に学術で用いられるものが幾つか含まれているが、それらは元の文脈から完全に逸脱して…
環境Enは、何らかの対象Gによって構成されたディシプリンである。環境Enにおいて、一切の対象は存在を保持する必要があり、存在を自己の恒等射として保持しなくなったとき、環境Enにおいて自己は要素から除かれる。何らかの環境において系の要素を《存在の恒…
單眼Rannguage 單眼とは、言語行為(language)に関する右Kan拡張(Ran extension)である。 上の図式に関して、 T :固有の種族(tribus)。圏。 E :固有の経験(experience)。圏。 Ex:当該種族の経験の外部(ex-experience)。圏。 Co:認識(cognition)。函手。(C…
リアリティ(実在) → 五感的な世界 → 仮想と物理の混合した世界(このとき、→:抽象射(abstraction morphism)) http://spinaltox.hatenablog.jp/entry/2018/07/16/114152 <事前定義①:圏論的語用> class category():対象:文上で扱う圏または要素を明示したも…
<定義:種族> class Tribus(self):あるスケイルで《単一と見做せる=閉じている》対象は、自己および他の対象と作用する。当該の対象を圏と見たとき、作用によっていずれかの要素が状態を遷移すれば、この対象は「情報を得た」と見做す。ここで、《当該圏の…
存在論(ontology)とは、存在するすべての対象(object)へパスを引く行為である。対象とする系は全体=世界(whole of world)であり、これは基準者=観測者が単一と見做せるときに確定しうる。この一者は、全体=世界に存在するすべての対象と自己とが、対象が…
preface: ディープラーニングによって規格化が進む言語基体に対して、この支配性・一般性を粉砕することを目的とするのであるから、それは闘争に他ならないだろう。"それ" とは、散裂でも他の手段でもよい。 前項↓ に引き続く。今回は、散裂(圏)措定および関…
preface: ディープラーニングによって規格化が進む言語基体に対して、この支配性・一般性を粉砕することを目的とするのであるから、それは闘争に他ならないだろう。"それ" とは、散裂でも他の手段でもよい。 前項↓ に引き続く。今回は、散裂(圏)措定のための…
keyword: 加速論(acceleration theory),圏論(category theory),存在論(ontology),文脈(context) なぜ圏論を用いるのか? - 存在と作用の区別をやめる.これにより,旧来の存在論から脱却し,存在論において加速を図る. どんな利点があるのか? - 既存の…