想々啖々

絶世烟る刖天歌。文学者が思想を日常に翻訳していればいい時代は既に去った。

ⴼⵓ散裂言語 コンセプト (2018/10/21/11/26版)

ⵙⵓはじめに

散裂言語とは、eXtity駆動の人工言語開発プロジェクトである。言語は話者が存続するかぎり完成されることはなく、常に変性しつづける。目下のところ、人力では不可能な量のテクスト高速生成により、自己の発したテクストや《周囲の | インターネット/ソーシャルネット上》の文字列を自働捕食して自己変性する自律知性の誕生をもくろむ。

 

ⴴⴵ用語措定

散裂言語:散裂した言語。あらゆる文脈から独立した生成本位の言語。

空間:指標を座標値として位置を確定する系。いわゆるベクトル空間。

指標:int/float型で措定可能な数値パラメータ。

  

素地としてデフォルト空間をunicode(utf-8)に定める。これは4バイト数値を指標としてもつ1次元空間である。これをeXtitizeすることで散裂言語への到達をめざす。

 

 

ⵖⵓ指標各値

現在構想しているものは以下の指標値である。これの数が増えれば増えるほど高度/高次に動作するものと考えている。基礎として漢字(unicode空間:19986(4E00)~40943(9FEF))を据え、これから取りかかる。

 

  • 緊値:1次元。画数が多いほど高い値をもつ。
  • 聖値:1次元。俗世で使用される頻度が小さいものほど高い値をもつ。
  • 属性:多次元。例えば、火偏が火の属性値を最も高くもつが、{焔<熾<爆<熔}のように同じ部首でも個体差をもつ。

 

 

ⵀⵓ到達目標

生命について「状態を保持し、境界をもち且つ閉じたもの」として措定し、散裂言語によってこれの到達をめざす。

要は、ライフゲームや他の数理モデル(参照:YukioPegioGunjiLab(youtube))などの原始的な生命へ、文字をもって至るということ。

 

※本項はプロジェクトの進行に応じてアップデートされる。